ラベリング制度
ラベリング制度とは、グレーディングシステム(等級制度)に基づき、低燃費タイヤの性能を転がり抵抗とウェットグリップ性能でグレード分けをし、消費者に対してわかりやすくより適切な情報提供を行うことを目的として、JATMA(一般社団法人 日本自動車タイヤ協会)が2010年1月から業界自主基準として運用を開始した制度です。
低燃費タイヤ
低燃費タイヤとは、JATMAが運用しているラベリング制度のグレーディングシステム(等級制度)に当てはめて一定以上の性能にランク付けされたタイヤのこと。
グレーディングシステム(等級制度)
グレーディングシステムは「転がり抵抗性能」と「ウェットグリップ性能」を以下のように等級分けをしています。
~転がり性能~
転がり抵抗:走行中にタイヤが損失するエネルギー
転がり抵抗係数:タイヤへの荷重に対する転がり抵抗の比率
~ウェットグリップ性能~
ウェットグリップ性能:濡れた路面でのタイヤのグリップ力(制動時のグリップ力)
上記の等級分けにおいて、「転がり抵抗性能」の等級がAAA・AA・Aで、「ウェットグリップ性能」がa・b・c・dに該当するものが低燃費タイヤとなり、低燃費タイヤ統一マークが表示されます。
転がり抵抗係数が12.0を超えるまたは、ウェットグリップ性能が110未満のタイヤは対象外になります。
低燃費タイヤのラベリング制度に参画しているメーカー
下記の14社がラベリング制度のに参画しています。
・BRIDGESTOnE
・住友ゴム
・YOKOHAMA
・TOYO TIRES
・MICHELIN
・GOODYEAR
・Hankook
・KUMHO TIRE
・NANKANG
・AUTOBACS
・PIRELLI
・NEXEN TIRE
・MAXXIS
・Nokian Tyres
それでは今回の豆知識はここまで!
ではでは~
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