TPMS
今日も今日とてこんにちは!
今回の豆知識はこちら「TPMS」についてとなります!
TPMSとは、タイヤ空気圧監視システム(Tire Pressure Monitoring System)で自動車やバイクのタイヤの空気圧を常時監視するシステムで、空気圧低下などの異常があった場合は運転者に知らせる。
システムの種類
TPMSには「間接式」と「直接式」の2種類の方法があります。
~間接式~
・間接式はタイヤの空気圧が低下するとタイヤの外径が小さくなるため、タイヤの回転数に変化おきそれを検知して知らせる方法である。回転数の検知にはABSセンサーを利用している。ABSセンサーを利用するので安価にできるが、走行状況や長期間の空気圧低下などで左右のタイヤの空気圧が同じに減少した場合には異常として検知できないことがある。その他にもタイヤ交換やエア圧調整を行った場合はリセットが必要となる。
~直接式~
・直接式はタイヤ内部やホイールに空気圧センサー(電波発信機)を取付け、車体側の受信機に電波にて情報を発信し警告や現時点の空気圧を表示する。この直接式には2種類ありエアバルブ一体型かホイール内部にベルトで固定するタイプがある。現状エアバルブ一体型が主流である。
TPMSの注意点
TPMSにはいくつかの注意点があるので主なものを挙げていきたいと思います。
・直接式TPMSの空気圧センサーは電池で動いているため、電池が切れたらセンサーごと新品に替えるのが一般的になっていて通常5~8年ほどになります。そして電池切れや故障した場合はタイヤ交換と同様の作業と作業工賃などさまざまな金額が必要となります。
・次にスタッドレスタイヤホイールに変更して、そのスタッドレスタイヤホイールにセンサーがついていない場合は、当たり前ですがTPMSの意味はなくなります。なのでTPMSを活用したい場合はスタッドレスタイヤホイールにもセンサーを取付けセッティングなどが必要となります。
・最後にホイールの形状によってはセンサーが取付けられない場合があるので注意が必要です。
はい!ということでここまでTPMS(タイヤ空気圧監視システム)について説明してきました!
TPMSは日本では特に法律などで装着が義務付けられていませんが、海外のアメリカやヨーロッパ、韓国などでは義務化されています。正直個人的な感想としては、しっかりと日常的にタイヤの状態や空気圧を見ていればいいのではないかと思います。いずれにせよパンクはTPMSが付いていても付いていなくても起こることなので。
コメント